HISTORY
&
VISION 社長メッセージ

より良い
日本のものづくりのために。
AZAPAの挑戦と
これからの使命。

代表取締役社長 & CEO井村佳人

より良い日本のものづくりのために。
AZAPAの挑戦とこれからの使命。

変化の時代に誕生した、新しいエンジニア集団

リーマンショックの渦中である2009年、AZAPAエンジニアリングは誕生しました。
当時は世界的な不況であると共に、自動車業界で「制御」「組込み」といった、製品を動かすためのプログラミングの領域が注目され始めたばかりの時期。そういった技能を持つエンジニアが求められる中で、ソフトウェアの企画開発から実装まで、お客様のものづくり全体をサポートするAZAPAエンジニアリングは、まさに新しい形のエンジニア集団でした。
私が入社した時点ではまだまだ社員20人程度の小さな会社でしたが、常にチャレンジを続ける社風に心からワクワクしたのを覚えています。

挑戦の歴史の中で、変わらない在り方

私たちが取り組んできたチャレンジの一つに、パーソナルモビリティ「パワースクーター」の開発があります。
これは行政からの依頼を受けスタートしたプロジェクトで、公共交通機関を利用しづらい高齢者の方が、より安全・快適に移動するにはどうしたら良いかという課題の解決を目指すものです。私を含めた開発担当者が直接お話を伺い、高齢者のお困りごとや要望を吸い上げた上で、ゼロベースで企画開発を進めてきました。指示を受けてつくるだけではなく、自分たちで考え、調べ、形にする。様々な挑戦を続ける中で、変わらないこの姿勢はAZAPAエンジニアリングの大きな特徴であり強みといえます。

パワースクーターの画像

社員と共に、進化し続ける企業であるために

もちろん、知識や技術の面では絶えず進化し続けることが求められます。日進月歩の業界だからこそ、会社としてエンジニアの教育には特に注力。入社時の基礎研修と業務を通したOJTに加え、業務を離れて学ぶ「OFF-JT」への取り組みとして、HRSP(Human Resources Support Program)という動画講座や社内アプリの配信による自己学習環境の整備を推進しています。
社会の課題解決のためにも、仕事を通して新たにチャレンジしたいと考える社員のためにも、技術・知識のフォローは会社としての重要なミッションの一つだと考えています。

ものづくりの「これから」を見据えて

「パワースクーター」開発をはじめとする製品化事業の更なる展開と共に、私たちは今後、エンジニアリング事業の規模拡大を進めていきたいと考えています。
この先、自動車業界で自動運転やEV化が本格的に進み、ソフトウェアの重要性やモデルベース開発へのニーズは今以上に高まるでしょう。日本だけでなく海外で戦う自動車メーカーを幅広くサポートし続けることは、AZAPAエンジニアリングの成長にとっても欠かせない取り組みです。製品化事業の加速とエンジニアリング事業の拡大という2本柱を通して、共に学び成長しながら、私たちは更なるチャレンジを続けて参ります。